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梅雨の晴れ間に遠征! その2:兵庫県神戸市

遠征の2日目は、神戸市。兵庫県庁をお訪ねしました。

お話を聞いたのは、兵庫県 農政環境部 環境管理局 環境整備課 循環型社会推進班(・・・長い)の主任さん。この部署は3年目とのことで、どんな質問にも「打てば響く」、じつに明快な回答ぶりでした。ありがとうございました!!

さて、なぜ兵庫県なのか。

インターネットで、各自治体の海岸漂着物対策を調べていて発見! 兵庫県は平成22年に「地域計画」を立て、平成30年の国の法改正に伴い、この3月に計画の改訂もしています。その審議のために協議会を設けているのが、興味をひかれた1点目。

福井県も平成22年に「海岸漂着物対策指針」を策定していますが、具体的な行動計画や審議のための協議会もありません。「兵庫県の取り組みが参考になれば」と、思いました。

2点目は、兵庫県の「地域計画」は、日本海側と瀬戸内海側の2本立てであること。福井県も沿岸域が広く地域性が異なります。若狭湾と越前海岸の2本立てにするといいかもしれません。

3点目は、小浜市の海岸漂着ごみが、兵庫県内の最終処分場に埋め立てられていること。じつは、これを知ったとき、「他県にごみを押しつけている!?」と、とてもショックでした。この点についても、兵庫県の見解を聞きたいと思ったのです。

お話によると、1点目の協議会は、沿岸自治体の担当者を主要メンバーとし、環境省や国交省が参加。民間も漁協、環境学習やクリーンアップの活動団体、消費者目線からコープ神戸など5つほどの団体が参加しているそうです。計画策定の年度以外は懇話会の形をとり、ざっくばらんに意見や情報を交換する場にしているそうで、風通しのよさを感じました。

2点目の「2本立て」について。

兵庫県は日本海と瀬戸内海の両方に面している唯一の県であり、それぞれ海ごみの状況も地域の状況も全く違う。そして、つい最近まで反対側に行くのに3〜4時間かかった。だから、別々の協議会にして地域計画もそれぞれで立ててもらったとのことでした。

さて、気持ち的にいちばん関心があった3点目、「福井のごみを兵庫の山に埋めている件」。

どんな答えが返ってくるかとドキドキしていたら、意外にも「差し支えありません」とサラリ。

「えっ、いいの?」。

「産業廃棄物であれば、県境をまたいだ移動ができます。許可をもつ業者が、法にのっとって埋め立てるのに、なんら問題はありません」とのこと。

最後にカクンと拍子抜けしました。これを最初に言われていたら、アノミアーナ を立ち上げてなかったかも…。今頃聞いて良かった〜。

海岸漂着物処理に関して、県は各海岸管理者からの要望を取りまとめて環境省に予算要求する立場なので、実際の回収・処理方法やリサイクル状況にはタッチしておらず、細かいことはわかりませんでした。ただ、海沿いの市町の担当者や海ごみに関係する人たちが集まって計画を立て、その後も年一回は情報共有できる場が設けられている、というのはとても大切なことです。

さあ、福井県でも協議会を作って地域計画を立ててもらうように頑張るぞ〜!!

ひょうごの環境

https://www.kankyo.pref.hyogo.lg.jp/jp/recycle/その他/海岸漂着物等の対策について/

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